006. Short Sleeper
空想家楽団、最初の楽曲「Sleep in the Seaside」は、すでに難産であることを何度か書かせていただきました。
今のところの形ではございますが、このような音となっております。
ひめちゃんが録ったピアノ2トラックを同時に鳴らしてみると、不思議な世界が浮かび上がりました。
これだ!と思いましたが、何か重ねるのは難しい。なので、ギターの部分との二部構成にしたんですね。実際のスリープというものも、レム睡眠とノンレム睡眠の二部構成ですからね。
その突拍子も無さが、なんとなく夢の中という感じがして、気に入っております。しかも海辺で眠っていますから(笑)、いつもと違う夢の中でしょうね。
編曲している様子もエアーで録っていたのですが、ギターはロック寄りで、ピアノはクラシック寄りなので、それをどう混ぜて活かしていくかという理解からまず、コミュニケーションが始まるはずだと感じました。
そういう楽器的な意味では、最初のスタジオでは会話すら出来ていない状態だったと思います。
「ロックとクラシックの意思の疎通が課題である」と言えばカッコ良い表現になり過ぎますが、正直、馬鹿の壁という感じです(笑)。
相手は、天才ですから。
その場にいると、ものすごく心地良い音の空間なのは間違いありません。
その後、マスダ君に改めてアコースティック・ギターを弾いてもらって、返ってきた音源をまとめてバウンスしようとしたら、ドラム音源の一部が鳴らないというトラブルが。
これ、困ったなあ……。
作り直すしかないのかなー。
あとはベタに海の音を入れて、ディレイとリングモジュレーターで加工して、この音も夢の中の砂浜みたいになりました。
繰り返しになりますが、まだまだこの楽曲は完成していません。もうひと盛り上がり欲しいですし、Bパートへの主旋律やベースも欲しいと考えております。
空想家の皆さま、お声がけお待ちしております!
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