003.First Concert

2016年8月16日、きたる合奏のために初めてメンバーが集まりました。

このお話のきっかけとなったのは箏奏者・ひめちゃんですが、ピアノやバイオリンといったクラシックな楽器からハーモニカや歌までこなす天才でした。

ピアノとアコースティック・ギターの住み分けに悩んだ時は、 あわやギター奏者であるマスダ君が戦力外通告の憂き目に遭う所でしたが、 ひめちゃんの懐の深さとパートの広さ、そして頭の柔らかさに救われ、切り抜けることが出来たのです。

さらに、ひめちゃんには絶対音感という驚きの才能があることが発覚します。 

私が弾いたアルペジオに反応し、即席のメロディが響いたその瞬間こそ、この楽団を立ち上げることを決意させてくれました。



そんな楽団結成に関わる主要な人物・ひめちゃんですが、迎えた合奏の当日、さらにみんなを驚かせます。

なんと、セーラー服を着て登場したのです!

なんて素晴らしいパフォーマーなんだろう…私は感激し、同時に固く誓いました。

この人を仲間に入れる。
海賊王に、おれはなる、と…。



この日、患者さんもスタッフさんもみーんな巻き込んだパフォーマンスに成功したと自負している我が楽団ですが、写真の1枚すらも残っていないということだけが残念です。

音だけですが、こちらでお聴きになれます。




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